プロフィール

2430a

Author:2430a
/ 藤澤 泳

* 創作短文(400~800)
* 創作小説っぽいの(100000~予定)
* VOCALOIDオリジナル楽曲作詞

言葉で何かを作るのが好き。
とにかく楽しくやってます。

*なにかあれば
〒fjswim2430♪gmail.com
音符→あっと

最新記事

カテゴリ

スポンサーサイト

Category : スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ディレイ

Category : ss
* 下書きなし一発書きを元に
* 元は400字詰め原稿用紙1枚
* 2011年、年明け一発目
* テーマは「新年」


‐‐‐

 陽はもう南南東、ほぼ真上から気怠げにこちらを見下ろしていた。昇りきれば誰も目をくれない太陽に僕はこれ以上の興味を持てなくて、また向こうも今年に乗り遅れた僕のことはどうでも良い様だ。
 ある知り合いは例年通り実家に帰省し家族と今年を迎えたという。またある知り合いは、一万と少しの人とともに、日と年を派手に跨ぐコンサートで昨年を遠くへ追いやったという。
 僕はといえば――日暮れに倦怠を吹き込まれて、そのまま眠ってしまっていた。ぼんやり目を開いたときには、紅白はおろか大抵の年越番組も閉じきった午前三時。覚めたからにはせめてそのまま朝を待てれば良かったのに、また引き込まれた微睡みに、僕は初日の出まで続けて逃したのだ。
 感覚的にはほんの五分後、だらだらと頭をもたげた僕が出会ったのは、午後の間際の太陽だった。もう疲れ気味のそいつに照らされた街はそれでも俄かに活気づいて、通りには少しばかり、破魔矢の往来もある。溶ける息の白さも足先のピリリとした冷たさも、間違いなく一月の姿だった。
 ――出遅れた僕も、なんとなく明るいこの寒気に身を投じてみようか。どうにも僕らしい情けない駆け出しを笑って、昨年のほこりを被ったままのコートを手に取った。〆

‐‐‐


ブログ更新が新年に思いきり出遅れたので、出遅れた感じにしてみました。
実際の年末は年越しライブに行ってたのですが。
今年もこんな感じに、駄目ながらだらだらのんびりやっていきますのでよろしくお願いしますー。
スポンサーサイト

非公開コメント

  

リンク

作詞楽曲


collabo
by 2430a

マイリスト

ブクログ

QRコード

QR

検索フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。